アシュラム、Caveまでの道のりは朝日が昇る前と後では全く違っていた


心の底から気持ちがよくて、何度も深い呼吸をした


わたしはサンダルを履いたまま登ったが、もちろん彼はアシュラムに入った時から、靴を脱いで素足だった


小石がゴロゴロして足に刺さるだろうし、岩場のような場所もある
どうして平気なのだろう…
どんな足の裏なのだろうか



なんだか足の裏が気になってしまう



少しずつ 少しずつ でもあっという間に明るくなっていった

この「明け方」という夜中でもなく朝でもなく、暑くも寒くもなく、今日だけれど、少し昨日

地球の中が混ぜこぜ…みたいな曖昧な時間がもう少し続いたらいいな とか思っていた


ハーバルが香りを放つのは朝の3〜5時なんだよと…
だから山に登るのは絶対に朝がいいと彼は言った


確かに湿気を帯びた朝の空気と木々のにおいがとても心地よかった


1時間程歩いて少し休憩
彼のリュックの中には2本の水とバナナ、マンゴー、ざくろ、キューカンバー、ビスケットが入っていた!


わたしは…何も持っていなかった(O_O)

ひゅーん


ざくろとキューカンバを食べてまた歩いた
なんだか少しずつ「登山」になってきた。もちろんトレッキングシューズなんてものはなく、サンダルにパンジャビ(インド女性が着る服)だった


この状況は大丈夫だろうか…
帰り道、下りの方が大変そうだな…って思いながら、今から帰り道の心配かぁ>_<って自分で思ったり。

時折彼は実を拾い食べてみたり、木々のにおいをかいでみたり…していた


なんだか動物みたいな人だな


スピリチュアルなおじいさんから、山のこと自然のこと、スピリチュアルなことのベース全て教わったと彼は言っていた
とても物知りだった。


2度目の休憩
すでに太陽は昇り始め、力強い光を放ち始めていた


今日も南インドは暑そうだ


彼がマンゴーをむいてくれた
その食べ方が優しくて丁寧でわたしは目が点になってしまった…笑

どんな風にかって…
うーん。わたしも真似してみたが、おかしかった


今までこんな風にマンゴーを食べる人を見たことなかったし、
食べ方に「優しい」という表現を感じたことってなかった気がする


そんなことを思っていると彼はマンゴーの皮もゆっくりムシャムシャ食べていた

皮は食べるものなのか?と聞いたら、全て食べるのだよ、種も乾燥させると甘くなって食べれると…
このマンゴーは友達のオーガニックファームからもいできたから大丈夫だよと


皮を食べてみたら美味しくてビックリした


マンゴー以外にも、行動1つ1つがとても丁寧でゆっくりしていた
私の行動を見てはslowly slowlyと言った。ただ花を手にとり手渡すその小さな行動にも…


わたしはいかに自分の動作が雑であるかを思い、わたしはこんなだったかぁ…(O_O)と思った


あまりベラベラと話しをしないその彼のスペースがとても心地よかった


やっぱりこの人とアルナーチャラに登れてよかったなぁって思った


あまり話をしなかったけれど、自然の素晴らしさや美しさについてはポツポツと話してくれた。
動物が寄り添って眠る姿や、鳥の繊細さ…木々がどれだけ人間を癒す効果があるか…
それは全てが彼の体験したそのもので、その話を聞いていると情景が目に浮かんだ

動物 自然 の素晴らしさ


いかに美しいか


そしてわたしはラマナのことを思った
インド初めてのわたしをこのアルナーチャラに導いてくれたのは、やっぱりバカヴァーンだと思う


アルナーチャラを1歩1歩登りながらバカヴァーンに感謝をした



そんな道のりは頂上に近づくにつれ、大変になった


想像以上に…


何度か行っていたCaveから頂上までは20分くらいという噂を耳にしていた
でも20分ってあり得ないよなぁ…と思ってみたり


途中何度か絶景ポイントがあり、ティルバンナマライが一望できた


みんながこのアルナーチャラを敬愛して、この山に登る
とても力強いエネルギーを感じる


オフシーズンの今はほとんど誰もいなかった
1組のインド人ファミリーに出会い、彼らに手作りの南インドのイドリーとピーナッツチャツネをご馳走になった


おいしかった


その女性はサリーで、肩には朝ごはんを抱えてもちろん素足でアルナーチャラを登っていた


インドの女性はいつでもとても優しくて強い

インドに来てから何度同じことを思ったか…



しばらく登るとやっと頂上らしきものが見えてきた


はぁ…!!

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これは2度目の休憩
朝日が昇ってきた…



つづき


これは完全に自分日記です