ティルバンナマライ


バガヴァーン ラマナマハリシに会うため
アシュラムにやってきた


ポンディチェリーからバスで3.4時間だ
わたしは基本乗り物好き
特にバスは大好きなのだ
ローカルバスにワクワクしながら乗り込む。
ところがこのバスは予想以上に過酷だった。

暑さとものすごい揺れとクラクションと混雑と…
ヘトヘト寸前

でもなんとかアシュラムの近くで降ろしてもらい、そこからリクシャーに乗る


初めての場所
初めての空気

やっぱりインドはなんだかいい

心底ワクワクしてしまうのだから



ティルバンナマライにはアルナーチャラという山があり、人々がアルナーチャラと共に生きている。大袈裟ではなくてそんな感じだ。
アルナーチャラはとても優しくて寛大
いつでも必ず側にいて、人々を癒している

大きくそこにいる


そしてものすごいパワーを持っている
それはのちのちもっと感じるようになる



ラマナマハリシの自伝を図書館で懇々と読む


ラマナマハリシは15歳の時に何もかもを手放しこの地を訪れ、彼が肉体を手放すその時まで一度もティルバンナマライを離れなかった


15歳までは普通の青年だった。おじの家で突然に死の体験をし、それ以降普通の青年でいるとこはできなくなってしまった。彼はコントロールできなくなり、
持ち物もブラミーの象徴である髪も襷も全てを捨て、ふんどし1枚でこのティルバンナマライにやってきた。

たった15歳の青年が!


それから彼はひたすら2.3年は食べることも寝ることも忘れサマディーに没頭していく


死にかけてしまう

まわりの人がなんとか彼が生きていられるだけの食べ物を口に詰め込み、飲み込ませた

爪や髪は伸び放題


まるで別人になっていた…


もっと書きたいような…
でも興味があったら本を読んでみてください。日本語でもたくさんの本が出ています。

是非オススメします


アルナーチャラでひたすら沈黙し静寂を貫いたバガゥァーン

このような聖人が本当に存在していたことが奇跡のようだなと思う



話を戻して



わたしは色々な必然と運命に導かれて、このティルバンナマライという街に来たのだなぁと強く感じる


もともとわたしのプランにはなかったこのティルバンナマライ


でも 巡り巡りわたしはここにいる


人生は不思議だな


でもきっとやっぱりそういうことなんだ



アシュラム滞在するには最低でも1ヶ月前にパーミッションを取らなければいけない。
メールを送ってみるも、滞在はできないと言われてしまう(;_;)
むむむ まあ、仕方ない
アシュラム付近の宿を見つけよう と思っていた

でもポンディチェリーで出会った人が取り計らいをしてくれて、アシュラムには9日間滞在できることになった。

彼は本当にお父さんみたいな人で、宿を取っていない、行き方を調べてない!
と言うと、はぁ…もぉ まったく(O_O)笑 みたいな感じで、本当に色々なヘルプをしてくれた



そして、「大丈夫だ。勇気を持って、自信を持って人生を楽しみなさい」と



最後に力強く言ってくれた


嬉しくて、本当に勇気がでた



色々なことがすでに準備されていたかのように、トントントンって運ぶ


反対にどう願っても、祈っても上手くいかないことがある


やっぱりそこにはuniverseの力が働いている


って最近こればかり言っているような気がする
でもこればかり思うから仕方ないな


自分の力だけではないところ、もっともっと大きな力がそこに存在する


だから何が起きてもそこに身を置き、ただ受け入れていくしかない
よいことも、そうでないことも


そして今の自分に必要なこと、出来ることをただ淡々とやっていく


この淡々といることが簡単ではない



でも、この地、ティルバンナマライに足を踏み入れてから、


ただそこにいること、あること


just be here. Nothing to do.


すべきことは、「ただそこにあること」
それだけ


そこの空気や人々、そしてマハリシが心の奥の方で教えてくれる


アシュラム内は本当にピースフル
なんとも言えない空気が流れている
とにかく心地がよく自由だ


今まで訪れたアシュラムでダントツに柔らかい


ポンディチェリーのアシュラムは色々規律?があったけれど、ここはもっともっともっともっと自由


そしてその自由さがこの地にとても合っている


また言葉ではうまく表現できない


なんだかインドは言葉で言い表せないことだらけだなぁって思う



アシュラムにいる間はほとんどアシュラムから出なかった


一度街の中心に行かなくていけなくて、リクシャーで行ってみたが、ものすごいトラフィックと人と猛烈な暑さで、ヘトヘトになり、一刻も早くアシュラムに戻りたい!と思い、さっさとアシュラムに戻った


アシュラムでの毎日


チャンティング→瞑想→朝食→図書館→ランチ→休む→プージャ→チャンティング→瞑想→夕食→瞑想


毎日 毎日 このように過ごした


休むの時間に洗濯をしたり、インターネットをしに行ったり


わたしの消化力では、毎日3食のごはんは重たくて、たまにパスして、近くでチャイを飲んだり、暑さのあまり毎日フレッシュジュースを飲んだり


すいかのジュースが最高



本当に本当に癒された時間



また続きを書きます


Om shanti